＜アルファ保健室だより＞vol.9
アルファエスアイの木戸から、
「こころ」と向き合う時間のご提案です。
今回のテーマは、「たくさんの自分を生きている件」です。
私にはたくさんの役割があります。
会社員という役割、母、妻というように
相手が変わること、環境がかわることで
自分を使い分けています。
こう書くと、どの人もたくさんの役割に合わせた
生き方をしているということがわかります。
子供を叱るように、部下をしかるのか
母に甘えるように上司に甘えられるのか
友達と話すようにお客様と話せるのか
夫と話すように同僚とは関わることをするのか
など、私たちは場面場面で自分を変えて対応しています。
では、これを切り分けすぎるとどうなるのでしょうか。
たとえば、飲み会で上司の悪口を言って盛り上がっているのに、
会議の場では「いいっすねー」としか言わない。
そういう発言を他の人が見て、信頼が揺らぐわけです。
場面に合わせすぎて、しまう・・・
ありがちです。
ですから、自分にどんな役割があるか一回明確にしてみるとよいですよ。
『たくさんの私を生きていること』を持ち上げて
その中の『一貫性』も一緒に考えてみると
『自分』が見えてくる
使い分けている私たち・・・
人ってすごいですね。
敬語を使えなかったり、順番を間違えたりしてしまうのは当然です。
たくさんの自分を生きていることを楽しむためにも
時々、立場や役割を捨てて、話しをする時間が必要です。
そんなときは、アルファにお越しくださいね。
暖かいお茶と、暖かい時間がここにはあります。
ひとりで「不安」を抱えすぎる前に、
アルファエスアイの「心の保健室」いかがでしょうか。
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